コラム

玄関収納

玄関収納をすっきりとおしゃれに見せるポイント

玄関は家族だけでなくお客様を通す大切な場所です。誰もが「きれい」に「おしゃれ」に保ちたい!と思われているのではないでしょうか。しかし実際には汚れてしまいがちな場所です。趣味の道具や仮置きした郵便物など、少しでも気を抜くとお客様にお見せできない!なんて惨状も。

玄関は収納計画がポイント

たとえばリビングや寝室の収納を考える際は多くの選択肢があります。しかし残念ながら玄関やそれに続く廊下は規格に従い設計されている事が多く、収納を計画するにあたりサイズなどに限度があるため自由度が低いです。また玄関に収納したいものは十人十色です。玄関収納を新調・オーダーする場合はしっかりとした計画とポイントをおさえる事が大切です

1-2.玄関収納を計画する際のポイント

1.玄関に収納するものと数量を把握する

2.使用頻度を把握する

3.サイズを把握する

4.余裕があればデザインも考える

玄関に収納するものと数量を把握する

玄関に何を収納したいですか?靴やバック、傘、郵便物の仮置き場、鍵、ハンコなどの日常よく使うものですか?その他にもゴルフバックやバット、サッカーボールなどの趣味のものでしょうか?それぞれご家族が収納したいものを把握してください。また小さなお子様や高齢に差し掛かる親世代がいらっしゃるご家庭は子供の成長や介護についても考慮する必要があります

使用頻度を把握する

収納するものの頻度も大切です。頻度の高いものを取りやすい場所へ、頻度の低いものは高い場所などに置くことで使い勝手の良い玄関収納家具になります。

サイズを把握する

収納するもののサイズも把握が必要です。この後に詳しく一般的な用具などのサイズはご紹介しますが、収納のサイズを把握することで必要とする家具のサイズがでてきます。

デザインを考える

もちろんデザインも大切です。少しスペースに余裕があるのでしたらいろんな事例を参考にしてみるのもよいと思います。趣味の絵画を飾るのもいいですし、水槽などのアクアリウムと組み合わせたような家具もおしゃれです。

玄関収納のサイズ

玄関によく収納するもののうち一般的なサイズをご紹介します。ご参考にしてください。ただしあくまで一般的なサイズですので現在お持ちのサイズをご確認ください。

・靴:幅25㎝・奥行32㎝・高さ13㎝

・ハイヒール:幅20㎝・奥行32㎝・高さ15㎝

・帽子:幅65㎝・奥行33㎝・高さ15㎝

・コート:幅60㎝・奥行10㎝・高さ100㎝

・傘:持ち手部分は10㎝

・ゴルフバック:幅30㎝・奥行50㎝・高さ130㎝

・スキー板:幅30㎝・奥行20㎝・高さ180㎝

・スノーボード:幅35㎝・奥行15㎝・高さ165㎝

・サーフボード:幅10㎝・奥行65㎝・高さ290㎝

・一斗缶:幅25㎝・奥行25㎝・高さ35㎝

・一升瓶:幅11㎝・奥行11㎝・高さ40㎝

・ビール箱:幅18㎝・奥行41㎝・高さ28㎝

・ベビーカー:幅60㎝・奥行50㎝・高さ80㎝

・ティッシュペーパー:幅13㎝・奥行24㎝・高さ64㎝

・トイレットペーパー:幅48㎝・奥行48㎝・高さ50㎝

・A4サイズ:短辺25㎝・長辺31㎝(実寸:21㎝×29.7㎝)

玄関収納の種類

最後はいよいよ設計の段階です。みなさんはどのような玄関収納がお好みですか?もちろん収納するものやまわりのスペースで制限はありますがオーダーや購入をするにあたりデザインや構造を設計していきます。

大容量の玄関収納が欲しい時

大容量の玄関収納といえば天井までいっぱいの壁面収納がおすすめです。ただし大きな家具は圧迫感が出てしまうので白や明度の高い色にすると圧迫感が抑えられます。逆に明度の低い家具を選んでしまうとさらに圧迫感が増してしまいます。また壁面に合わせた収納は注意点が多数あります。梁や、巾木などとの取り合いやコンセントやスイッチの位置なども気に掛ける必要があります。

廊下の幅に合わせたすっきり玄関収納

下足入れ コンパクト
玄関収納 コンパクト

斜めに引き出すタイプの玄関収納であれば奥行が抑えられ歩行の邪魔になりません。ただし収納力としては劣ってしまうので、その場合は高さで引出の形状などを変えてみると解消ができます。

余裕があればウォークスルーの玄関収納もおすすめ

もしスペースに余裕がある場合はウォークインやウォークスールの玄関収納がおすすめです。玄関と収納部分を分ける事が出来、見せたくないものを隠す事も容易です。また収納力の高さも魅力的です。

その他の玄関収納

ここまで収納力で分類をしましたがその他にもデザイン性や機能性をもたせた玄関収納もあります。

家具を浮かせて間接照明をつけるといっきにおしゃれになります。こちらはオーダー家具ならではのデザインになります。家具を浮かせる事のもうひつとのメリットはお掃除ロボットが入る事です。 また傘を収納したい場合はどうしても濡れた傘の置き場に困ってしまいます。そんなときは底板を抜いた家具で雨対策をおこなうのもおすすめです

玄関収納 傘

その他にも玄関収納をオーダーする場合はご自身の趣味やお気に入りのデザインや機能性も含めてプロならではのご提案をいたします。玄関の収納についてお考えの際はお問合せください。